登山 にはどんな 水筒 を持っていけばいいの?
登山向けな水筒についてまとめると
- 登山 には 500ミリのペットボトル を 数本持っていこう。
- クリアボトル は ペットボトル で代用できる。
- ソフトボトル は ハイドレーションと併用しよう!
意外!? 山 には 水場 が 少ない
山登りといえば 新鮮な空気と綺麗な水。山登りで疲れたら、わき水で水分補給。さあ、頑張って山頂へ!
……なんてイメージがありますが、現実では わき水を飲んだらお腹を壊します。
飲んでも大丈夫な水は 水場 として登山地図に記述がありますが、登山 では 持参したドリンク を飲みましょう。
山には自販機がありません。近くに山小屋や神社仏閣がある場合は自販機が設置されていますが、売り切れていることもあります。
ドリンクは持参しましょう。
Platypus(プラティパス) アウトドア 給水用 ソフトボトル
上手な 水分補給 の 仕方 を教えて
初心者 は ペットボトル を持っていこう
はじめて山登りをする人は、ペットボトル を用意しましょう。
ステンレスの水筒だと重くて荷物になりますが、ペットボトルなら 飲み終わったあとに潰せるので省スペースになります。
持っていく際は、500ミリのペットボトルを数本用意します。
2リットルのボトルを持っていくと飲む時に手が疲れます(笑)
ボトルを数本持っておけば水を飲み干したメンバー に渡したり消毒用の水 と 飲料用のスポーツドリンク など用途ごとに中身を変えられるので便利です。
トルネ ペットボトル カバー
ハイドレーションとは?
ハイドレーション とは、ソフトボトルやペットボトル、専用のクリアボトル にチューブを繋げることで水筒をザックに収納しながら 水を飲めるというスポーツグッズです。
山登りでは 定期的に水分を補給する必要があります。5分、10分おきに水筒を出して、飲んでいると億劫ですよね?
そんなときにハイドレーション を使うと、チューブに吸いつくだけで水が飲めるので水筒を取り出す手間がいらず、時間短縮&疲労度が軽減されます。
問題は 水筒の残量がわからないこと。
いい気になって飲んでいたら水が尽きてしまった! なんてことも。
対処としては、水筒を小分けにすること。
「ボトルを1本消費したので、次からは気をつけながら飲もう」という感じで、飲む量をコントロールできます。そういった意味でも、ペットボトルを数本持っていきましょう。
【登山の装備】ハイドレーション システム の おすすめ
エバニュー(EVERNEW) ハイドレーションチューブ
市販のペットボトルにも装着可能なハイドレーションチューブ。
2リットル用、500ミリリットル用のキャップが付属しています。チューブとキャップは煮沸消毒可能です。
クリアボトル の おすすめ
ナルゲンボトル
nalgene(ナルゲン) カラーボトル 広口0.5L
登山で使うクリアボトルの代表格。とても丈夫で繰り返し使えるのが特徴ですね。
カラーバリエーションと容量の種類が豊富なので、お好みに合わせてデザインを選べます。キャップにベルトがついているのでフタを落とす心配がありません。
メモリが書いてあるので顆粒タイプのスポーツドリンクを作るのに便利。飲み口が広く、水を一気に飲めて、洗いやすいのが特徴。
自作ドリンクを作る際は衛生面からナルゲンを使うことをおすすめします。
デメリット は 潰せないこと。
カビたら棄てないといけないのですが、元手がかかること。今はペットボトルが普及しているので登山にナルゲンはそこまで必要ないと思います。
使い方はユーザーさん次第。水だけではなく食糧やコーヒー豆を保存・運搬するのにも使用できますよ。
nalgene(ナルゲン) OTFボトル
nalgene(ナルゲン) OTFボトル 650ml
安定感のある太めなボディのナルゲンボトルがワンプッシュで開閉できる飲み口タイプで新登場。
運動中でも飲みやすく、クライマーやサイクリストに愛用されています。飲み口が広いので洗いやすいのも嬉しいですね。
ハイドラパック Hydrapak フラックスボトル
ハイドラパック Hydrapak フラックスボトル 750ml
ボトルタイプは潰せないと言ったな、アレは嘘だ。
後述するソフトボトルとナルゲンボトルの中間に位置する丸めて軽量化できるウォーターボトルです。
飲むときはナルゲンのように円柱タイプの水筒として使えます。
構造上、洗いにくいのが難点。キャンプや山小屋泊で活躍しそうです。
Platypus(プラティパス) アウトドア 登山 水筒 メタボトル
Platypus(プラティパス) 水筒 メタボトル
ボトルタイプは潰せないと言ったな、やっぱり嘘だ。
こちらのボトルは下側の空気を抜いて上側に収納できます。スペースをとらず、持ち運びも便利!
上下分解可能! 水を入れたり、洗浄も簡単にできます
ソフトボトルとは?
エバニュー(EVERNEW) ウォーターキャリー1.5L
ソフトボトルとは、レトルト商品の容器のようなフィルム状のぺらぺら水筒のことです。
飲み終わったあとにくるくると巻いて収納できるので便利です。
不定形で持ちにくいのでザックに入れてハイドレーション(チューブ) を使って水を飲みます。ハイドレーション と セット で売られていることが多いです。
問題は 容器の耐久力。
形が不安定で、ザックの中にある他の荷物に潰されてしまいます。中が洗いにくいので不衛生 といった点もあげられます。
ソフトボトル の おすすめ
プラティパス プラティ 2リットルボトル
Platypus プラティパス プラティ 2L ボトル
ソフトボトルといえば、プラティパス。そのベストセラーモデルが、プラティボトルです。
透明で中身がわかるので、どれくらい水を消費したか一目瞭然。計画的に水分補給ができます。ソフトボトルなので、飲み終えたらクルクルと巻いてコンパクト収納。重量もわずか36gと超軽量。
登山には2リットルタイプをオススメします。
1時間で500ミリリットルを消費する計算なので4時間分の水を持ち運べます。
「そんなに容量はいらない」という方はこちらもどうぞ。
プラティパス ハイドレーション Soft Bottle ソフトボトル 1.0L
プラティパス ドリンキングチューブ キット
プラティパス ドリンキングチューブ キット
プラティパスに取付けてハイドレーションシステムに変えることができます。
チューブ内部は水に臭いがつかない加工が施されています。
プラティパス ビッグジップEVO 2リットル
Platypus(プラティパス) ビッグジップEVO 2.0L
2リットルソフトボトルとハイドレーションシステムのセット。
ボトル中央の隔壁が膨らみを抑えパックへの収納がしやすくなりました。運動中にも安定します。
【登山の装備】ハイドレーション システム の おすすめ
保温ボトル,サーモボトル の おすすめ
春と秋の山は風が冷たいのであたたかい飲み物が欲しくなります。
そんなときは保温機能のある魔法瓶を持っていきましょう。
重くなってしまいますが、すぐさま身体をあたためてくれます。
THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル
THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル900ml
しっかり握れるボディリングに衝撃に強い底カバー、保温力・耐久性を高めた「山専用ボトル」です。
秋山・冬山での保温力を優先した、36mmの口径を採用。落とした時の衝撃をやわらげるシリコン製の底カバーつき。底部が傷つくのも防止します。
小さめな500mlバージョンもあります。
THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル500ml
タイガー ステンレスボトル ワンタッチ 600ml
タイガー ステンレスボトル ワンタッチ 600ml
タイガー独自のステンレス真空二重構造の保温・保冷ボトル。
600Lの容量がありながら、203gの軽量なのが登山向き。
ボタンを押し下げ、前に押す。 ワンプッシュでふたが開けられ、ふたを閉めれば自動でロック。
片手が塞がりがちな登山ではワンタッチで飲めるのは嬉しい仕様です。
タイガー 水筒 350ml 直飲み ステンレス ミニ ボトル
タイガー 水筒 350ml 直飲み ステンレス ミニ ボトル
安心と実績のタイガー魔法瓶が提供するマグカップのような口あたりが売りのステンレスボトル
新技術を使った軽量タイプで、荷物が多くなる登山にぴったり!
陶器のマグカップのような飲み心地を再現するため、飲み口部分のステンレスに独自の溶接方法で丸みを持たせています。
飲み口上部まで真空なので飲み口は熱くならず、快適に飲むことが出来ます。
ボトル内面には、汚れにくく、サビに強いスーパークリーンPLUSを採用。ボトル内部の表面をなめらかに処理しているので汚れ、ニオイがつきにくくなっています。
冬はホット、夏はアイスが楽しめる保温・保冷タイプ。ボトルひとつで保温・保冷が楽しめ1年中大活躍します
まとめ
初心者 に オススメ な 水筒 は500ミリのペットボトル。残量がわかる、軽い、丈夫、潰せる、小分けにできる……と必要な要素をすべて満たしています。
【登山の装備】ハイドレーション システム の おすすめ
【登山入門】 上手な 水分補給 の 仕方 を教えて