初心者向け の 宿泊プラン ってなにがあるの?
宿泊プランをまとめると
- 初心者は、日帰り登山からスタートしよう。
- 体力に自信がない場合は、山小屋での宿泊も考える。
- テント泊は、技術と体力がある中級・上級者向け。
日帰り登山 : 難易度★
早朝に登山口から登り始め、日没の2時間前には下山するプラン。
3~5時間ほどかかる1000M前後の軽登山を行う際に、このプランを立てます。
行きか帰りにロープウェイやケーブルカーを利用できる山なら、2000M級の山でも日帰りが可能です。
日帰り登山 のメリット
宿泊用の荷物がいりません。小屋の予約も不要なので安く済みます。
初心者の方は、まず日帰り登山に挑戦して山登りに慣れましょう。
日帰り登山 のデメリット
日没前に下山しないといけないので 高山は登れない。低い山でも スケジュールがタイトになる。
日帰り登山 + 健康ランド : 難易度★
初心者にオススメしたいのが、日帰り登山+健康ランドプランです。
せっかく山に行くのですから、温泉に入って汗を流したいですよね。
山には温泉がつきもので、入浴施設のある健康ランドが建っている場合が多いです。
近場になくても途中の駅や帰り道に健康ランドがあるなら、ぜひ立ち寄りましょう。
日帰り+健康ランド のメリット
汗をかいても温泉で洗い流せる。疲れが残らない。食事や仮眠を取れる。
日帰り+健康ランド のデメリット
バスやマイカー、タクシーを利用しないといけない場合がある。
入浴用の荷物が増える。
スケジュールによっては、施設の閉館に間に合わない恐れがある。
登山 + ホテル・民宿 : 難易度★
健康ランドではなく、ホテルや民宿、山荘を利用するプラン。
疲れた体を温泉で癒し、ビールを飲んで、ふかふかの布団で眠る。最高の休日です!
ホテル民宿プラン のメリット
入浴、食事、睡眠が可能。半日休憩するので、運転手もお酒が飲める。翌日は別の観光地を回れる。
ホテル民宿プラン のデメリット
宿泊費用が必要。
チェックインに合わせて スケジュールを立てなくてはならない。目的の山からホテルまでの移動手段を確保しないといけない。
(宿泊するなら、マイカーがオススメです)
山小屋 泊 : 難易度★★
山小屋を利用して1泊するプラン。2000M級の高山や、富士登山を行う人がこのプランを立てます。
山小屋 泊 のメリット
体力や時間に 余裕のない人にオススメ。
夕方までに到着すれば、翌日は朝から山頂を目指したり、余裕をもって下山ができます。山小屋での宿泊そのものを 目的とするのもよいでしょう。
テント泊との大きな違いは、宿泊用の装備がいらないこと。夕食を出してくれるところが多いので、食事の心配もいりません。
山小屋 泊 のデメリット
山小屋の宿泊施設は特殊で、一人1畳分ほどのスペースに荷物と体を置いて眠ります。
女性の場合、男性と寝床を一緒にすることもあります。
私も富士山で小屋を利用しましたが、会話の終わらない団体さんや10分おきにトイレに行く人、寝静まった頃に小屋を訪れるお客さんなど、とにかく眠れませんでした。
山小屋は予約制です。
当日でも交渉次第で泊まれる場合もありますが、スペースの都合で断られることがあるのでご注意ください。
テント泊 : 難易度★★★
テントを張って一泊するプラン。
テント泊も、土地の管理者への事前予約が必要になります。
テントの醍醐味は、自然の中で寝泊まりができること。一人だけの世界で本を読んだり、満天の星空を眺めたりと山を満喫できます。
テント泊 のメリット
チェックインの時間や、起床時間が決まってない。ほかのお客さんに気兼ねすることなく、自由に行動ができる。
テント泊 のデメリット
テントや調理器具が荷物になること。
食事の世話を自分でしないといけないこと。トイレの心配もしないといけませんね。
荷物がかさばって、かなり重くなるので、初心者は山小屋を利用しましょう。
キャンプ慣れしている人なら、挑戦してみるのもよいでしょう。
登山 で テント泊 をしたい! おすすめ の 登山用 テント を教えて?
まとめ
初心者は、日帰り登山がオススメ。帰りに、温泉施設で汗を流すのもいいでしょう。山小屋を利用する際は、予約を忘れずに。
テント泊は、初心者にはオススメしません。
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