登山計画 は この順序で立てよう
登山計画をまとめると
- 山までのアクセス、宿泊プランを考える。
- 参加者の人数、登山レベルの確認を取る。
- プランが完成したら、必要な装備を集めよう。
- 以上の情報を 登山計画書 にまとめよう!
アクセス,宿泊プラン から『登山計画』を立てる
登れる山を把握できたら、次に確認すべきなのがアクセスと日程です。
目指す山が決まってない方はこちらへどうぞ : 『 登山 』 を 始める 前に知るべきことは?
登山には日帰り、宿泊、山小屋泊、テント泊といった宿泊プランがあり、アクセス方法(マイカー、電車)によっても行き先は左右されます。
電車で最寄りの駅まで行けるのか、車がないと辿り着けないのか。バスの乗車時間と下山時間の関係、一泊するのか日帰りか。帰るなら温泉に立ち寄る時間はあるのか、すぐに帰宅しないといけないのか。
……などなど、情報と照らし合わせながら実現可能なプランかチェックします。
ガイドブックには、アクセス方法も含めた情報が記載されているのでよく読んで予定を立てましょう。
関連リンク:宿泊プラン から 登山計画 を立てる
ワンポイントアドバイス
特に注意しないといけないのは、マイカー登山です。
紅葉の季節では交通規制がかかったり、春だと雪解けまで入山禁止になったりします。
私の場合は、近くの駐車場に停められず登山口まで2時間かけて歩くハメに!
予定外のアクシデントに遭わないよう、事前に交通情報を調べておきましょう。
参加者の人数 から『 登山計画 』を立てる
参加者の登山経験、連絡先を確認しよう
登山に挑戦するのは、独りですか? それとも複数人でしょうか?
参加者の人数、技術、経験によって攻略可能な山は異なります。
経験者 がいない場合は、整備が行き届いた安全な山から山登りをはじめましょう(高尾山など)
経験者 がいるなら、その人に技術を教わることができるので初級&中級レベルの山に チャレンジすることも可能です。
身内や友人など気心の知れた仲間同士で登るなら問題ありませんが、SNS経由で知り合った仲間の場合、お互いの連絡先を知らないまま登り始めることが多いです。
集合時間に遅れたり、緊急時に連絡が取れないと何かと不便ですので携帯電話の番号を交換しておきましょう。
独り で 山を登る 場合
単独登山 にもメリットがありますが遭難の不安がつきまといます。
初心者はできるだけ仲間と一緒に山を登ってください。
単独での登山は、ある程度経験を積んでから挑戦しましょう。
登山用品,装備 を揃えよう
登山用の装備はプランを立ててから買い揃えましょう。
山の難易度、登る季節、日程によって必要な装備は異なります。秋なら防寒具が、テント泊に挑戦するならテントが必要です。
登山者の体力によっては、トレッキングポールが必要になるかも。経験者がいるなら 装備を借りられるかもしれませんし、オススメのグッズ を紹介してくれることも。
登りたい山が明確なら、店員さんも相談に乗りやすいでしょう。
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関連リンク:登山の装備
関連リンク:登山の服装
ワンポイントアドバイス
登山靴は必ずショップで試し履きをしましょう。
足の疲れを軽減するため普通の靴とは異なる仕様になっています。
靴擦れを起こしたら下山が困難となります。登山靴は、アナタの命を支える大事な相棒。ショップ店員さんの話を聞き、正しい使い方を覚えてくださいね。
登山計画書 ってなに? 提出しないといけないの?
登山計画書 とは参加者名簿と山コース、日程が書かれた書類のこと。
決められたフォーマットはなく、レポート用紙や印刷した用紙に参加者の住所・氏名・連絡先、ルート、当日の行動予定、入山予定時刻、下山予定時刻などを記入します。
予定時刻は目安なので、おおざっぱに記入してかまいません。装備を細かく記入する必要もありません。ただし、分岐点や歩くコースについては詳しく書いておきましょう。
登山計画書は遭難した時に必要になります。
警察は 計画書を頼りに遭難者を捜索します。3枚用意して、1枚を参加者が持参。1枚を家族に渡しておき、残りの一枚を登山口にある「登山ポスト」に入れるか、ビジターセンター、地元警察署や、所属する団体に提出します。
今まで立ててきた登山プランを 登山計画書 としてまとめれば、メンバー間での 情報の整理と共有 が行いやすくなります。箇条書きでもかまいませんので、文章にまとめてみましょう。
まとめ
山登りの計画を立てるには……
参加者のレベルと 山のレベル を確認。その上で、必要な装備を買いそろえて 情報を『登山計画書』にまとめます。
準備が整ったら、いざ憧れの山へ! 山登り講座 実践編 に続きます。