登山前日 に 行うべき 準備 はこれだ!

しっかりと準備をしよう
準備をまとめると
- コース周辺の気象情報をチェック。
- 登山コースの再確認をしよう。
- 上手にパッキング(荷物整理)しよう。
- 早めに寝る。睡眠不足は登山の大敵。
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コース周辺の気象情報をチェック

天気予報をチェック
出発の3日前あたりから、
天気予報をチェックしましょう。
台風や大雨の予報があったら、登ってはいけません。
風が強かったり、天気が変わりやすいようだったら要注意です。
雨天の登山は、難易度が跳ね上がります。
初心者は、雨日の登山は避けてください。
晴れた日に挑戦しましょう。
関連リンク:山の天気。雨 の時はどうすればいいの?
登山コース の 再確認 をしよう

コースを再確認
ガイドブックや地図を見て、
当日の登山コースを再確認してください。
当日の天気や体調で、予定している所要時間に間に合うか。
予定が遅れた場合、どのルートを使えば時間を短縮できるのか。
ルートを遮るような、交通情報や災害情報は出ていないか……
など、改めてコースをチェックしてください。
私は、1週間前に発生した台風の影響で登山道の一部が閉鎖されて、
予定していたルートが使えなくなった……なんてことがありました。
当日は晴天でも、前日の雨で道がぬかるんでいる場合もありますし、
4月上旬でも、山頂の近くでは雪がチラつくこともあります。
山は地上とは異なる環境だと強く意識しつつ
当日に備えましょう。
パッキング(荷物整理)のコツ
重い物は上に配置。
使用頻度によって、取り出しやすい位置に。
パッキングのコツは、
実際に装備を取り出す様をイメージすること。
重い物を上にして体の近く(ザックの背側)に配置すると、
重心が安定して歩きやすくなります。
地図やガイドブックは、出し入れしやすいフロントポケットに。
水筒やハイドレーションは重くて使用頻度も高いので、ザックの上へ。
軽くてあまり使わないもの(テントや着替えなど)はザックの下部へ。
雨具や防寒具は、その日の天候によります。
中間位置に配置すると、
クッション代わりにもなるのでオススメです。
関連リンク: ザック,バックパック の 選び方
ワンポイントアドバイス
前日になって
「必要な装備を買い忘れた! ザックが膨れて水筒が入らない!」
なんてことがないように、お試しパッキングをしましょう。
オススメは、出発1週間前の休日。
1週間前なら、当日の予想気温が発表されます。
特に天気が変わりやすい春や秋は注意。
週の前半は夏日でも、当日は寒波が来て急に冷え込んだりすることも。
1週間の間に買い物へ行ったり、
通販で商品を申し込んでも間に合います。
必要に応じて新しい装備を購入して、登山当日に備えてください。
登山用品の値段と重さの関係
登山グッズは値段に比例して、
軽さと利便性が増します。
体力に自信がない人は、
100円でも高い登山用品を購入して、軽さを求めてください。
掛けた金額に見合う性能を期待できます。
例えば、アルミ合金のトレッキングポール(320g)と、
カーボン素材のポール(220g)では、100gも重さが違います。
そういった軽めの登山用品を揃えていけば、
ペットボトル1本分の重さになります。
携行品が重くて大変だと感じるなら、
より良い&軽いグッズを買いそろえて、山に挑みましょう。
早めに眠ろう。睡眠不足は登山の大敵

おやすみなさい
山は早朝から登り始めます。
遅くても、9時には登り始めています。
登山口までの移動もありますから、
前日の22時~0時前には、
布団に入っていなくてはなりません。
早起きに慣れていない人は、そんな時間に眠れと言われても
なかなか寝付けないと思います。私も最初はそうでした。
ですが、寝不足は登山の大敵。
体調が優れないと足も動きません。
移動中の車や電車などで可能な限り睡眠時間を確保しましょう。
あなたが運転手だった場合は、事故に遭わないように気をつけて。
どうしても眠れない場合は、
ホットミルクがオススメ。
ミルクは体温を上げてくれるので、あなたを自然な眠りへと誘います。
NGは、コーヒーや紅茶、
お茶などのカフェインを含む飲み物。
興奮作用によって目が冴えてしまいます。
怪我を負っていたり、
何らかの疾患がある方は登山を避けてください。
山で発作が起きたら助けを呼べません。
登山はスポーツです。体調を万全に整えてから挑戦してください。
関連リンク:寝苦しい夜とおさらば! 山小屋泊の持ちものは?
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まとめ
登山前日になったら、天気をチェック
ルートを再確認して、
必要な装備をザックに詰めましょう。
参加者への連絡も忘れずに。
身体の調子を訊ね、優れないなら参加を見合わせてもらいます。
遭難の危険性があるので、無理をさせる、無理をするのは禁物です。
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