登山 には 登山地図 を『必ず』持っていこう
登山地図の使い方をまとめると
- 地図は必ず使うもの。取り出しやすい場所に収納しましょう
- 最初は登山地図でOK。初心者は 地形図 を使う山に登らない。
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山登りには 登山地図 を持っていこう
山登りで地図を持参しないのは、遭難をしに行くのと同じです。
途中に何度も案内板があり、山頂まできちんと道が整備されているような山を登るなら、地図はいらないでしょう(例:高尾山など)
ですが、たいていの山は中腹で案内板がなくなり、林道や脇道、獣道などが途中で現れます。
登山地図さえあれば、
分かれ道で間違ったルートを選ぶこともありません。
地元の人が作った地図は、縮尺がメチャクチャ
地図を持っていかなかった/忘れた場合
ビジターセンターや観光案内所に寄って地図を入手してください。何もないよりマシです。
ただし注意!
地元の人が作った地図は観光名所や登山コースを一枚に収めようとして
距離がでたらめに書いてある場合が多いです(笑)
私も地元の地図を頼りに歩いたことがありますが
1センチの距離なのに1時間以上かかったり、5センチの距離なのに2分で到着したりと、あてになりません。
コースタイムが書かれていれば、少しはマシなのですけどね……。
地図は使うもの。大事にしまっても意味がない
地図は迷う前に使うもの。
迷ってから出しても意味がありません。
少しでも不安に感じたり、分岐点に来たら地図を取り出してルートをチェックしてください。
常に現在位置を把握して、コースタイムも確認しておけば、
自分がどういう状況にいるのか(遅れているのか、道を間違えているのか)わかります。
場合によっては、迂回ルートを使って下山を考える必要も出てくるでしょう。
登山地図は取り出しやすい、
ザックのフロントポケットなどにしまいます。
参照中に雨が降ってきてもいいように、マップケースに入れておくと安心です。
カバーに入れておけば、出し入れを繰り返しても地図がボロボロになりません。
雨天時や沢登りでも地図を濡らさずに使用できるマップケースです。
4つ折りでも、2つ折りでも畳める独自の仕様。首から下げられるループ付き。
持っていくのは 登山地図? それとも 地形図?
登山地図
山と高原地図 富士山 御坂・愛鷹山 (山と高原地図 32) 2023年版
登山地図は、簡略化された地形と要所のマーク
目安となるコースタイムなどが書かれています。
登りたい山の地図を、書店や通販でご購入ください。
有名なのが、昭文社より出版されている「山と高原地図」です。
要所名所ガイドなども載っており、山をより深く知ることができます。
これ一冊で、目的の山についての情報は集まります。
地形図
出展:地図閲覧サービス - 国土地理院 地理院タイルを加工して作成
地形図は、色分けされた等高線によって山のカタチが描かれている地図です。
中学校の地学の授業で使用した白地図ですね。
他にも地図記号によって主要な施設(神社仏閣やビジターセンターなど)が記されています。
稜線がどこまで続いているか、谷の深さなどがわかりやすく書かれており、現在位置を把握するのに役立ちます。
地形図・地勢図図歴 - 地図・空中写真閲覧サービス - 国土地理院
で地形図をダウンロードできます。
登山地図 と 地形図 どっちを使えばいいの?
本当なら両方使うべきなのですが、
初心者が登るような低山(整備された山)なら
登山地図やガイドブックに書かれている地図で十分だと思います。
中級山岳に登る場合やガイドブックにも載っていない山に登る場合は
地形図を読めるようになってから登るのが理想です。
当サイトは登山初心者向けのサイトです。
地形図の読み方を勉強したい場合は、参考書を読むか登山講習会に参加しましょう。
地形図を読む技術 すべての国土を正確に描いた基本図を活用する極意
まとめ
初心者は、登山地図を必ず持ち歩こう
場所を適時確認して、安全に山を登ってください。