山登りと ＧＰＳ
ＧＰＳとは、グローバル・ポジショニング・システムの略称。
衛星通信によって、端末の位置データを測定。
発信者が地球上のどこにいるのか瞬時に判断するシステムです。
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登山において、位置情報を把握するのは大事なことです。
道に迷ったとき、辺りに目印がなければあっけなく遭難します。
googlemapの地図データがゼンリンから変更になり、
界隈で混乱が生じたのも記憶に新しいかと思います。（2019/03）
ＧＰＳ端末があれば、座標から現在位置を割り出せます。
ＧＰＳ端末には基本的に地図情報が入力されており瞬時に居場所がわかります。
当然ですが、データを発信する端末がなければＧＰＳ機能は使用できません。
山の上では、スマホのＧＰＳは使えない？
結論から言うと、山の上でもスマホのＧＰＳは使用できます。
スマホのＧＰＳ機能は携帯電話の基地局ではなく、衛星と直接位置情報をやり取り（データの送受信）しているので、携帯の電波が届かない場所（山奥や離島）でも機能します。（地下は無理）
よくわからない場合は
「通話できなくても、ＧＰＳは機能する（場合が多い）」と覚えましょう。
山奥で通話ができなくても、ＧＰＳを使えば位置を把握できます。
問題となるのがスマホのバッテリーと地図のダウンロード。
ＧＰＳは衛星を使い現在地を割りだしますが、
地図を表示する際には近くにある基地局（ＮＴＴなどの電波塔）とデータをやりとりします。
このとき、スマホに電波が届かないと地図がダウンロード（表示）できなくて
「ここどこ？ スマホの地図アプリ使えない！」となります。
ＧＰＳ機能を使ったり地図を表示するのにも
スマホのバッテリーを消費します。
スマホは遭難時に外部と連絡を取る手段として、とても大事なもの。
道に迷っているうちにバッテリーが切れたら、救助を呼べません。
そこで おすすめ したいのが
山登り、アウトドア用に開発された ＧＰＳ端末。
ＧＰＳ端末なら、難しい設定はいらず電源を入れれば使用可能。
ＧＰＳによる位置情報のやりとりと地図の表示を自動で行ってくれます！
地図は予め端末に収録されているので、ダウンロードいらず。
高度な検索機能により、安心安全確実に現在座標を割り出します。
専用端末は単三電池２本で１０～２０時間も稼働するので
バッテリーの心配もありません。
いざとなれば、ヘッドライトに使用している電池の予備も使えます。
登山にはぜひ、登山専用ＧＰＳ端末をご使用ください。
登山 用 ＧＰＳ の おすすめ
ガーミン(GARMIN) 登山 用 ＧＰＳ / GPSMAP 66i
ガーミン(GARMIN) 登山 用 ＧＰＳ / GPSMAP 66i
電源：充電式リチウム電池
稼働時間:
10分間のトラッキング時にMAX35時間
30分間のトラッキング時にMAX200時間
内蔵メモリ：16 GB
登山ＧＰＳの老舗にして大本命ガーミンの最新モデル。
過酷な環境下でも耐えうる堅牢なボディで、ハードなアウトドアシーンに最適。
直射日光下でも高い視認性を誇る
3インチカラーディスプレイを採用。
日本版には「日本詳細地形図2500/25000」が標準搭載されています。
等高線や登山道、崖マークなどが日本語でわかりやすく書かれており、迷いません。
世界中どこでもお使い頂けるイリジウム衛星ネットワークを介した安定したGPS受信が可能。
屋外での活動をサポートしてくれるでしょう。
スマートフォンとペアリングすれば無制限のマップ、航空写真をダウンロードできたり
ソーシャルメディアに投稿したり、電話やメールのやり取りも可能です。
オプションのinReach天気予報(別途サブスクサービスになります）を使用すれば
ピンポイントのお天気情報を届けてくれます。
また24時間の監視センターへSOSを発信し、テキストのやり取りを通じて救助を依頼することができます。
平常時だけでなく、いざという時にも頼れる相棒。
それがGPSMAP 66iなのです！
ガーミン(GARMIN) 登山 用 ＧＰＳ / GPSMAP 64csx
ガーミン(GARMIN) 登山 用 ＧＰＳ / GPSMAP 64csx
電池：
充電式NiMHパック
or 単三電池2本(NiMHまたはリチウム推奨）
稼働時間:MAX16時間
内蔵メモリ：16 GB
堅牢で耐水性に優れ、グローブをはめたままでも操作しやすいＧＰＳ。
日本全国詳細地図2500/25000をプレロード済み
マルチGNSS(GPS/みちびき(補完信号)/GLONASS/Galileo)3軸電子コンパスや
気圧高度計を内蔵。
直射日光下でも見やすい2.6インチ半透過型65Kカラーディスプレイ採用。
内蔵の8メガピクセルのオートフォーカスカメラで
外出先でのハイライトを撮影可能。
ジオタグ付きなので、どこで撮ったかすぐにわかります。
スマート通知機能を使用すると
ペアリングされた対応デバイスから電子メール、テキスト、アラートをワイヤレスで受信できます。
信頼性の高いハンディナビで世界中の冒険へ出かけましょう。
GARMIN 登山 用 ＧＰＳ eTrex 32x / ガーミン イートレックス 32x
電源：単三電池 ２本 ／ NiMHまたはリチウム電池をおすすめ
稼働時間：25時間
いまどきのＧＰＳといえば、Garmin eTrex 32x
3軸コンパスおよび気圧高度計機能を搭載。
コンパクトで掌サイズ。単三電池２本で最大25時間駆動。
ポケットにスッとしまえて、登山のおともに自信を持っておすすめできます。
240 x 320のディスプレイピクセルを備えた2.2インチディスプレイで
日差しの中でも読みやすい。
ハイキングのためのルート検索可能な登山道を備えた
日本詳細地形図を複数のＧＰＳ衛星からデータをダウンロードするので、ラグが少ないです。
ＧＰＳ機能付き 腕時計 の おすすめ
登山道具の進化は著しく
ＧＰＳコンパス と 高度計 がついたスマートウォッチが
各社より発売されています。
荷物を軽くするためにも
時刻と方角が同時に計れる スマートウォッチを購入しましょう。
SUUNTO(スント） コアシリーズ
私が特にオススメしたいのが
登山コンパスで有名なスントが手がけたＧＰＳ スマートウォッチ 『コア』です。
高度、気圧、温度計、コンパス機能に
日の出日の入り時刻表示、天候アラーム機能がついて防水でお安い という ベストセラー商品。
デザインがカッコイイので、プレゼントにもオススメですよ。
ＧＰＳにオススメなアクセサリーケース
スマホやコンパクトデジカメ、ＧＰＳ端末などを収納できるアクセサリーケース。
ショルダーハーネスに装着できるのはもちろん
電子機器をホルダ内の巻き取りコードに連結することで
閲覧時のうっかり落下を防止します。おすすめ！
まとめ
ＧＰＳは遭難する前に使用することで、道迷いを防ぎます。
高性能な端末を使って、安心安全な山登りをお楽しみください。
