シュラフとは? 基本的なことを教えて
登山のおける寝袋についてまとめると
- シュラフ はテント泊用の寝袋。テントで泊まらないなら 必要なし。
- シュラフ の中綿は、ダウン(軽い高い)と 化繊(重い安い)がある。
- シュラフカバー、シュラフマットを一緒に使おう。
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シュラフ は 登山 に 必要 なの?
シュラフとは、いわゆる寝袋のこと。
テント泊をするなら、シュラフ(寝袋)は必需品でしょう。
テント泊は登山中級~上級者向けです。
日帰り登山の場合は 持っていく必要はありません。
山小屋泊は、場合によっては必要になるかも。
宿泊先に問い合わせてください。
登山用 シュラフ の 種類
シュラフ(寝袋)は、おおざっぱに2種類あります。
マミー型 シュラフ
マミーとはミイラのことで
腰辺りから足下にかけて シルエットが細くなるタイプ。
登山では マミー型が主流です。
人の身体構造に沿って造られており、ダボつきがありません。
余分な布がない分 軽くて、熱も逃がしません。
レクタングラー型 シュラフ
コールマン(Coleman) 寝袋 パフォーマーIII C5
長方形の封筒タイプ。
布団をかぶるように使えるため、手足を動かしやすくて圧迫感がありません。
寝心地はよいですが布がかさばるため
オートキャンプなど荷物の重さを気にしないシーンで使うことが多いです。
シュラフ には、ダウンと化学繊維の違いがある
寝袋(シュラフ)に使われている素材には
ダウン(羽毛)と化学繊維があります。
羽毛布団やダウンジャケットにも使われているダウンは、
空気を中層材として使うので保温力が高く
畳むとものすごくコンパクトになります。
羽毛布団のように高価で 水気に弱いのがデメリット。
使うなら シュラフカバー をご利用ください。
化繊のシュラフはダウンに比べて重いですが
耐久性もあってお安いです。
ダウンジャケットを着て 化繊のシュラフに潜り込む選択肢もあるので
予算と重量と相談してください。
寝袋の重さはバカにならないので、
個人的には 軽くて暖かい
ダウンのシュラフをおすすめします。
シュラフカバー を使おう
ISUKA(イスカ) ウェザーテック シュラフカバー スーパーライト
シュラフカバーは名前通り
シュラフにかぶせて使うカバーのことです。
保温効果を高めてくれるだけでなく汚れや傷、水滴から大事なシュラフを守ってくれます。
水に弱くて耐久力の少ないダウンのシュラフを守ったり、
夏用の薄いシュラフにカバーをかけて春秋で使ったりします。
マットレス を使おう
THERMAREST 寝袋 マット Z Lite Sol Zライト ソル シルバー
テントとシュラフは用意したけど、マットがなかったら意味がありません。
シュラフはあくまで暖を取るもので、
良いマットを敷いているかどうかで眠りの質が変わってきます。
SEA TO SUMMIT イーサーライトXTマット (レギュラー)
ゴツゴツした地面でもマットがクッションになり、さらに底冷えを防いでくれます。
テントでしっかりとした睡眠を取りたいなら専用のマットレスを使いましょう。
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まとめ
シュラフとは テントで使う寝袋のこと。
軽さと保温性を求めるなら、ダウンを選ぼう。
機能を活かすなら、カバーとマットレスも忘れずに。