ツェルト について教えて!
ツェルトについてまとめると
- ツェルト とは、遭難時に使用する簡易テントのこと。
- 雨と風を防いで、最悪の事態を回避してくれます。
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ツェルト とは? 聞いたことないけど
ツェルト とは、
遭難したときに使用する簡易テントのこと
夏でも、夜になると山は冷えます。
遭難して下山が困難になったら、
ツェルトを使いビバーク(野営)を行います。
あくまで緊急用なので耐久性は高くありませんが、
一晩なら雨と風を防いでくれますよ。
ツェルトで雨を防ぎつつ、防寒具を着込んだり、
エマージェンシーシートを羽織ったりして助けを待ちます。
関連リンク:山で遭難したら、まずはキミが落ち着け!
ツェルト は 各自が持っていこう
ツェルトは、緊急避難のために使用するものです。
仲間とはぐれた場合を想定して、
各自で持っていきましょう。
お子さんがいるなどできるだけ荷物を軽くしたい場合は、
リーダーが複数人用のツェルトを持っていくようにしてください。
ツェルト の 特徴 と お値段
小さく畳まれた状態がデフォルトで、
350ml缶程度の大きさ。
広げると大人1~2人が寝られるスペースになります。
持ち運べるように、
ペットボトル一本分ほどの重さになっています。
テントとは違い、床布がありません。
テントポールがないので、トレッキングポールを支柱にしたり、
両端にあるヒモを木の枝に引っ掛けて、ツェルトを広げます。
本来の用途以外にも、使い道はさまざまです。
ピクニックに出掛けた際 の 荷物置き場 や 脱衣所 に使ったり、
ワカサギ釣り で 寒い風から身を守ってくれたりします。
お値段は 一人用が1万円前後。
2人用が2万円以下、といったところでしょう。
お金をかけたくない場合
ツェルトって緊急用でしょ?
私は遭難しないから大丈夫。
夏の低山にしか登らない。
荷物になるし、ツェルトはちょっと……。
そんな人は、
レジャーシートを持っていきましょう。
レジャーシートを木に引っ掛けて広げれば、
簡易タープに早変わり。小雨や直射日光を防いでくれます。
とはいえ 風を通すので(当たり前ですが)、
朝晩に冷え込む 春や秋の山へ登る際は
ぜひツェルトを。
夏でも2000メートル級の山に
アタックするなら必要です。
自分の命を守れるのは、あなた自身。
いざという時の備えをして、安全安心な登山ライフをお送りください。
ツェルト の おすすめ 商品
ライペン(ARAI TENT) ビバークツェルト・ソロ
重量わずか105gのビバーク用ツェルト。
マグカップの中に入るほどコンパクトですが、
ポンチョのように使うことも可能な、究極のパーソナルシェルターです。
いざというときのために、お守り代わりとして持っていくといいでしょう。
※張り綱・ポール・ペグは付属していません。
アライテント(ARAI TENT) ビバークツェルト1 ロング
アライテント(ARAI TENT) ビバークツェルト1 ロング
コンパクトなのにビバーク時に 男性2名が横になれる ツェルト。
座って休憩する場合には 4人まで入れます。
ベンチレーターは頭が出る大きさです。床は紐であわせるタイプです。
※張り綱・ポール・ペグは付属していません。
Juza Field Gear/ エム・シェルター1ウルトラ・ライト
Juza Field Gear/ エム・シェルター1ウルトラ・ライト 170g
登山を始めた方でもすぐに使える、
超簡単な非常用シェルターです!
初心者やシニアの方々でも、迷うことなく防御態勢がとれます。
ボックス型のため、かぶった際に顔付近の空間に余裕ができ、
窮屈感がありません。
1人がザックと一緒に入れる大きさで、
ザックを外に出せば2人まで入れます。
ツェルト オプション 商品
付属品を合わせると
+8,000~15,000円になります。
ファイントラック(finetrack) ツエルトガイラインセット
ツェルトを木に引っ掛けるための張綱。
【ツェルトインナーポール】支柱のこと。簡易テントになる。
【ツェルト フライシート】防風防水性を高めるシート。
【ペグ】ツェルトポールを地面に突き刺すのに必要な、留め具。
まとめ
ツェルト は ビバークの強い味方。
もしもに備えて、しっかりと装備を調えてくださいね。
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