アイスアックス は、何処でどう使うの?
まとめると……
- アイスアックスとは、雪山登攀用の補助道具。
- 縦走用はストレートタイプが主流。いわゆるピッケル。
- クライミング用はカーブタイプ。目的に合わせて選ぼう。
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アイスアックスとは、雪山登山で使用する
氷壁登攀用の手斧のことです。
アイスアックスには、二つの種類があります。
ひとつが、冬登山で使用する縦走用のアイスアックス。
歩行を補助する目的で持ち歩くもので、
ストレートタイプが主流。
いわゆる「ピッケル」と呼ばれるものです。
長さは50センチ前後のモノを選びましょう。
持ちやすさを重視して、より長さを求めるなら
素直にストックを選ぶのも手です。
もうひとつが、アイスクライミング用のアックスです。
氷や岩に引っかけて、登攀する目的で使用するもので、
シャフトのカーブが急なモデルが主流になります。
持ち手に特徴があり、
グリップが効きやすい「ハンドルタイプ」と
傾斜に対応しやすい「チューブタイプ」(バナナ型)があります。
ピックが鋭角&重量のあるアックスを選べば、
氷に刺さりやすく、スタミナの温存に繋がります。
ピックが鈍く、軽量のアックスを選べば、
隙間に引っかけやすく、また軽いので狙いを定めやすいです。
ピックの鋭さ、アックスの重さは
一長一短&組み合わせも様々なので、
登る山やご自分の体力と技術などに合わせ、
ベストなアイスアックスをお選びください。
なお、このサイトは、登山初心者用の入門サイトです。
初心者さんが雪山に登るのは自殺行為です。やめましょう。
関連リンク:登山初心者 は どんな山に登ればいいの? 難易度 を知ろう
アイスアックスのおすすめ : 縦走用
縦走 アイスアックス : ブラックダイヤモンド スウィフト
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) スウィフト 50cm
ブラックダイヤモンドで最も堅牢な
マウンテンアックス。
トリガーの位置を変えることで、グリップ位置を変更可能。
硬く急峻な氷雪壁で威力を発揮。
山岳ガイドが行うビレイやレスキューなど
過酷な用途までカバーします。
縦走 アイスアックス : ペツル サミテック
ペツルのクライミングアックスの
すべてアクセサリーに対応している汎用モデル。
緩いカーブを描いているシャフトと
薄く仕上げたピックは 氷との相性がよく、
縦走からテクニカルコースにまで対応しています。
縦走 アイスアックス : グリベル ジョラス2.0
グリベルの定番モデル。
アイスカッティングに相性のいい
ハート型のアッズが特徴的。
一枚刃で強度が高く、
グリップにラバーを使用しているので
とても使い勝手がいいです。
アイスアックスのおすすめ : クライミング用
クライミング アイスアックス : ペツル クォーク
ペツルの定番モデルで、あらゆるシーンに対応。
ハンドレストの位置を自由に調整可能。
交換可能なピックなど、各種パーツが豊富。
汎用性が高くて、ファンが多いです。
クライミング アイスアックス : ブラックダイヤモンド バイパーハンマー
ウィンタークライミング全般に対応する
オールラウンドモデル。
きつすぎないシャフトのカーブにより、
均等な重心バランスが保たれ、高いスイングを実現。
ピックの先端が大きくて、安定性と強度が高いです。
まとめ
アイスアックスは、冬山登攀用の補助道具。
目的に合わせて、適切なアイテムを選びましょう。
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